紹介:松谷満

松谷 満 (まつたに みつる) のプロフィール

     私は福島県原町市(現南相馬市)出身です。中学から高校までは福島市で過ごしました。実家は現在も福島市の渡利にあります。家族持ちで、7歳、5歳、2歳の子どもがいます。

     正直なところ、私はそこまで「地元愛」の強い人間ではありません。福島を離れてからもう20年も経ちました。ですが、今回の原発事故により、家族や親せきだけでなく、昔の友人・知人たちはこの状況のなかでどうしているのだろうか、と思いをはせることが多くありました。自分とかかわりのあった方々が、見えない不安に苦しんでいる現状のなかで、何かしなければという思いが、今回の調査研究プロジェクトに参加する動機づけとなりました。

     遠藤ミチロウというミュージシャンをご存知でしょうか。私の母校(福島県立福島高等学校)の大先輩です。彼は1980年代に「過激な」パンクバンドを率いて一躍注目を集めました。「地元愛」とはほど遠いようなイメージ(といったら失礼ですが)の遠藤さんですが、原発事故後、還暦を過ぎた身で福島の復興支援イベントなど精力的に活動しています。

http://www.pj-fukushima.jp/about/michiro.php

     あの過激な遠藤さんでさえ故郷のために頑張っているのに、後輩が何もしないわけにはいきません。これはほんの一例ですが、福島を支援しようとがんばっておられる多くの方々を目の当たりにしたことも、今回の「福島子ども健康プロジェクト」の活動への参加を促しました。

     私の専門は社会学です。今回の調査のようなアンケート調査を実施し、社会的事実とその背景を明らかにする研究を、主に人々の価値観、社会意識、政党支持のテーマで行ってきました。こうした専門分野からすると、今回の調査は新しいテーマへの挑戦となりますが、福島に住む子どもとお母さんたちのこれからの生活と健康のために少しでも貢献できればと願っています。

▲ページトップへ